「巻き肩」に見られる前肩型猫背
肩こりの原因となる「巻き肩」
巻き肩は、猫背の4つのタイプの一つ「前肩型」になります。
疲れがなかなか取れない人や、肩こりを感じる人に多い「巻き肩」は、実年齢よりも老け込んだ後ろ姿になりやすいのです。
身体の様々な機能にも影響を及ぼす恐れがあります。見た目だけでなく、身体機能後退を防ぐためにも、まず鏡を見て、自分が「巻き肩」かどうかチェックしてみましょう。巻き肩に伴う症状や簡単にできる巻き肩解消法をご紹介します。
巻き肩とは
巻き肩は、横から見た時に耳穴よりも肩が前に出て、内側に向いている状態です(↑図参照)。洋服をかけるハンガーのようなイメージです。
巻き肩は、肩甲骨が外側に引っ張られるため、肋骨(ろっこつ)と肩甲骨をつなぐ小胸筋(しょうきょうきん)という筋肉が縮まったまま固まり、良い姿勢が取れなくなります。
最近では、パソコン作業、スマートフォン、ゲームなどを長時間利用することにより、肩甲骨が外側に広がり、胸の筋肉が縮んで巻き肩になってしまう方が多くいらっしゃいます。また足や腕を組んだり、横座り、ハイヒールを履くなども「巻き肩」の原因になります。
巻き肩が身体に及ぼす傾向
巻き肩は、肩甲骨の動きが悪く、周囲の筋肉が硬くなり、五十肩や肩こりの原因になります。
肩が内側にまくことにより、、肩の奥を通る神経、血管を圧迫して、腕、手、指にしびれを引き起こすこともあります。
また巻き肩は、胸郭を圧迫するため、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、呼吸回数が増え、自律神経も乱れやすく、イライラしやすくなったり、不安やストレスを感じやすくなったり、寝つきの悪さ、免疫力低下などを引き起こす原因となります。
巻き肩対策
① 筋トレでは治らない
巻き肩の状態での筋トレは効果がありません。というよりは、むしろ悪化してしまいます。
何故なら筋肉が萎縮して、ガチガチに固まっているので、筋トレをすることで余計に筋肉を硬くしてしまいます。
② 姿勢矯正グッズでも治らない
巻き肩の状態での筋トレは効果がありません。というよりは、むしろ悪化してしまいます。
何故なら筋肉が萎縮して、ガチガチに固まっているので、筋トレをすることで余計に筋肉を硬くしてしまいます。
③ 肩甲骨まわし体操
肩幅に足を開いて、肩の力を抜きます。肩甲骨を大きく動かすように肩を後ろに回します。
10回。座りながらもできるので、デスクワークの合間、細目に行うと良いでしょう。
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